TURNSという雑誌があります。人、暮らし、地域をつなぐ雑誌です。2014年VOL10秋号を読みました。印象に残った記事がありました。
武道家であり哲学者の内田樹さんの記事
「若者よ地方を目指せ!」
経済成長より定常経済モデルを目指すべき事が書いてありました。
引用します。
それは集団の成長や変化ではなく、存続と再生を目標とするものです。
地域の身の程を守って、外にむやみに出撃しないー支店を出したり、チェーン展開したり、よその客を取り込んだり欲をかかないでー内輪でまわしてゆくのが「小商い」の要諦です。そうすれば、地域の雇用を確保し、人口を保ち、自然環境や伝統技能など地域の「見えざる資産」を守りとおすことができる。
地方の自然環境、技能などは先人から受け継いできたものなので、将来世代に引き継ぐことが重要だと思います。
定常経済に今後の生き方のヒントが隠されているかもしれません。